外国為替とはどういうものか

異なった通貨同士(外貨建て債権を含む)を受換することを、外国為替という。ただ厳密にい えば、安換するものは 「通貨も含む外貨建て債権(貿易決済に伴う 売掛債権などこということになります。 つまり外国為替とは、「お金でお金を売買すること」といっていい。

世界のいろいろな国で異なった通貨が流通しています。日本では 円()、アメリカでは米ドル($)、 イギリスではイギリスポンド ()、ドイツではドイツマルク (DM) などです。 こうした異なった通貨同士を交換することが、私たちがふつう外でしょう。通貨を交換するとは、 ふつうの商口間を買う(または売る) ときと同じように、一定の代金を自国建て通貨(たとえば円)で支払って(または受け取って)、外貨建て債権(たとえばドル)を買う (または売る)ということになるわ けです。

たとえばアメリカにいる友人にお金を送る場合を考えてみましょう。アメリカで流通している通貨はドルです。したがって、まず銀行に行って円を払い込み、相当する額のドルに交換しなければなりません。 この場合、ドルの外国為替取引を行なうことになります。このとき適用される円 とドルとの交換比率が、 外国為替相場 (あるいは外国為替レート) です。 また、あなたが以前ドイツに旅行に行き、今度はアメリカに旅行するとします。そのときに残っていたドイツマルクを円に交換しないままもっていれば、銀行に行って手持ちのドイツマルクでアメリカで必要なドルを買うことができ ます。 この場合は、銀行との聞でドイ ツマルクとドルの外国為替取引を行なったことになります。