税理士試験の試験科目

税理士試験の試験科目についてご紹介しておきましょう。

試験科目は全部で11科目。うち5科目に合格すれば資格取得となります。11科目の内訳は、①簿記論②財務諸表論③所得税法④法人税法⑤相続税法⑥消費税法⑦事業税⑧住民税⑨国税徴収法⑩酒税法⑪固定資産税。①簿記論と②財務諸表論は必須科目。③所得税法と④法人税法は選択必修科目で、いずれか若しくは両方(ともに内容がボリュームあり両方選択は賢明と言えないかもしれません)を選択する必要があります。

例え案件報酬が格安であっても税理士としての仕事量は変わりません

一線で働くためには必要な知識や経験が多いことから、それに合わせて試験の難易度も上がっているのかもしれません。

 

中でも注目したい科目をご紹介しましょう。

「簿記論」は、簿記(帳簿記録の略)という企業で行われている活動を示すお金の出納を帳簿に記録して、その内容から経営状態を判断するものを財務諸表という形に作成していくためのルールに基づき、実際に計算していくもので、試験も与えられた問題から計算し答えを導き出すことで行われます。2時間という試験時間内に3問全て回答するのは極めて時間的に厳しいと言われ、更に「解けない問題」もあるようです。

必須問題として避けては通れない科目であると共に、勉強しなければいけない量が多く、更に手早く正確に計算処理していく能力も問われるため計画的な受験勉強が必要です。科目合格率も例年10~20%と言われています。

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