いけばな先生との関係

いけばなは基本的に、教室で先生に教わって行います。しかし先生も人間ですので、相性というものがあります。上手くいかないと感じたときには、どうすれば良いのでしょうか。
まず、見学の時点で「自分とは合わない」と感じたときには、止めておいた方が無難です。特に初心者であれば花をはじめたばかりであり、もし初めの人間関係でつまずいてしまえば花自体を嫌いになってしまう可能性もあります。教室は、全国に数多くあります。それでも、「人間関係を差し引いてでも魅力的な部分がある」と強く思う場合には、入門を決めても良いかもしれません。次に、ずっと習っていた教室で、上手くいかないと感じた場合です。ひとつは、思い切って教室をやめるという方法です。いけばな自体は続けるのであれば、別の流派の教室を探しても良いでしょう。ふたつ目は、「流派自体は気に入っていても、先生が苦手」という場合です。この場合は、可能であれば流派の中(本部)の方に連絡をします。相談をすれば解決ができることもあるかもしれませんし、別の先生を紹介してくれることもあるでしょう。ネットなどで調べて、自力で別の先生を探すことも可能です。ただし、華道家同士で交流の機会がある場合も多いため、いざというときに問題にならないよう、事前に説明をしておけばスムーズです。どちらにしても、早めに距離を取ることが得策です。
先生が苦手、嫌いと感じてしまうのは、どうしようもないことです。好きでやっている習い事ですので、ストレスをためないよう、絶対に無理はしないようにしましょう。ただし、明らかないじめやセクハラなどの問題がある場合は、早急な対策が必要です。流派の本部などに連絡をして対処をしてもらいましょう。

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